TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

経営30年で経験や想うをことを綴っています。センスある生き方や生活が彩られますように…

経営30年!歳をとっても「勉強」という亡き父の口癖は、本当だった!

f:id:tomoiku21century:20161005042655j:plain

 

良いのか悪いのか?馬の人参

私の父は、いつも、いつも、いつも、「死ぬまで勉強」と言っていました。

戦争中両親を亡くし、働きながら医者になったのだから、その時代は何かを武器にしないと生きていかれなかったのかもしれません。

でも、その時代のことを小さな子どもである私に言ったって、うんざりするだけだし、「病院の後を継ぐんだ!勉強しろ!こんな恵まれた環境で何やっているんだ!」と、毎日毎日毎日言われていたら、いい加減勉強が嫌いになります。

成績が下がれば数時間は座って、ずーっと父親の話を聞かなければなりません。

 …といって、普段の生活が勉強生活をしていたわけではなく、音楽や水泳・・・と、好きなことはやらせてもらえた…けど…成績を下げない条件で、好きなことは全部やらせてもらえるという、まさに、走る馬の人参つき。

 

嫌いだったけど、「勉強!」その通りだった

父は私が大学受験前に他界したので、私は医学部を受けることなく自由に生きていますが、32年前に起業して現在、父の言ってきたことは、本当でした。

結婚・出産・企業・子育て・義父母の介護と、普通なのか激動なのか自分のことなのでわかりませんが、会社を経営していると、自分だけの人生ではなく、社員の人生を守らなければなりません。

経営をしていて、そのことが一番大変でした。

 

取引上、手形や小切手を使用する時代だったので、不渡りで数千万の損害時には社員にわからないように融資をうけるために走り回らなければなりませんし、税金から年金と現代のようにコンサルタントを気軽に受けるシステムがなかったので、基本を知った上で自分の会社を守るために学ばなければなりませんでした。

23歳での起業だったので、子育てと会社の業務に挟まれて、それはそれは苦しい日々。

不渡りを受けたのが28歳で、6千万の借金だったので、先輩社長達は「だから、会社なんてそんな簡単なもんじゃないんだから、倒産させた方がいいよ」という助言ばかりでした。

 

踏ん張る!納期間に合わせる!従業員の給料確保!と会社は持ちこたえ…

 

学んだことは…

 

人を信じ・人を疑う

 

…ということでした。

 

小さな会社で資本が少ない場合、すべてのことについて学んでおくことでした。

 

法律(民法・商法・・・)から財務(経理・年金・・・)…すべてです。

 

そんなのプロに任せておけばいいのでは?と、思われる方もいると思いますが、物事を把握している上での助言を受ける体勢でないと、動きがとれなくなります。

「悪」の状況は自分に合わせて動いてくれません。

 

コンサルティングの方は、適切なアドバイスをしてくださいますが、責任がないので理想を語り、弁護士は迷わず「倒産」を勧めます。

 

そして、私にアドバイスをしてくださった、多くの中小企業は今ではほとんど倒産か閉鎖をしている状況です

 

国税庁(2005年)によれば日本の全法人数約255万社の内、
設立5年で約85%の企業が消え、
10年以上存続出来る企業は、6.3%
設立20年続く会社は 0.3%

直感力・判断力のあるカリスマ経営できている人は、一般人とは別であることをお伝えしたい。

そして、根性!根性!根性

会社が無くなる…そんなことは、社員がいたら絶対あってはならないこと。

 

ほとんどの起業のスタート時点では、利益を出せる可能性が高い理由があります。

 

練に練った行動で、勢いがあるからです。

 

そして、会社を辞める原因は、突然おこる問題を迅速に解決する「問題解決能力」が、社長及び役員に無さすぎますし、問題から逃げてしまうので、覚悟が足りないのです。

 

現在、私は社員に内緒で、社長兼ブロガーをしています。

理由は、またのちほど♪

ただ、いつまでも広告などで稼げる時代ではなくなると感じています。

モノごとの流れは、永遠ではなく流動的だからです。

会社を経営していくしても、ヒットする新しい企画や運営は三年以内に確立させないと、次の時代に対応できない会社になります。

ブロガーという商売も三角形ピラミットで、頂点の一角が儲けられるような商売。

ただ、ビジネスチャンスは、誰にでもあることだし、今からはじめるブロガーさんに覚悟があり試行錯誤する覚悟があれば、数年後には頂点に立てる可能性があるビジネスだと思うのです。

一発芸人的な要素では、会社の経営はできないのです。

ブロガーとしての「新しい企画」を考えていかないと、きっと上記に記したように、設立5年で約85%の企業が消え・10年以上存続出来る企業は、6.3%・設立20年続く会社は 0.3% のどこかに、自分が当てはまる可能性があるので、覚悟しておかなければいけないと、プログラムの勉強しはしめブロガー歴一年生が思うことでした。

根性!と言いましたが、「覚悟」ということになりますね。