TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

経営30年で経験や想うをことを綴っています。センスある生き方や生活が彩られますように…

薬膳教室で思うこと…健康を気にしすぎは逆効果!危険な単体プログラム!

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健康を気にするほど不健康になる…こんな説があります。

それは、人によっては真実です。

健康に過ごすためにストレスをためては、本末転倒です。

今回は、健康になりたいと願うことからはじまった教室の経緯と、危険な単体プログラムについてです。

 

薬膳教室をするようになった経緯

60歳の私が今更料理教室のようなことをする経緯…。

自分で薬膳教室をしようと思ったわけではないのです。

私が経営者だった頃、様々な経営者の方々から保険加入の相談をよく受けていました。

それは自分や家族を守るための保険以外にも、自分に何かあった時、会社や社員を守るために契約する保険に入れないという危機的なことです。

要は、不健康な数値が出るので保険に入れない…ということの相談です。

ガンなどの特定な病気でない限り、保険加入するために必要な健康状態に、ほとんどの人を半年でもっていくことができていました。

そんな時、様々な企業さんから、社員教育と健康相談をしてほしい…という依頼が来て、健康の相談を受けても誰にも報告をしないという条件で受けていました。

欧米諸国では、不健康・メタボ・歯科検診で引っかかった場合、契約条件が変わります。

「不健康数値・メタボ・歯科検診」で、問題があると、“自己管理ができない人間”ということで、評価が下がり、重要なポストにつけない場合もあります。

その気持ちは、経営者として理解できないわけではありません。

突然体がどのようになってしまうかわからない人に、会社を任せられない…そんな気持ちなのでしょう。

でも、個人的差別にも相当するし、人はいつどのようなことがあるのかわからないので、私は人に漏らすことは絶対あり得ないと思っています。

ありがたいことに、知り合いの社長の方々は、社員の健康に気を配っているだけだったので、仕事を受けています。

心の悩みを言う人もいます。

「不健康・メタボ・歯科」のトラブルの奥には、精神的な悩みやトラウマなどがあることが多いです。

なかなか改善できない人と話していると、自分に甘く「だって~だから」という言い訳ワードが多いと感じました。

生活の改善と、食べるものをちょっと気を付けるだけで改善されることが多いのですが、相談を受けていてなかなか改善されないことがあります。

それは、健康法で何かひとつのモノや方法に固執していて、自分の体の全体を見ていない人です。

それでも、家族は健康でいて欲しい…。

とかく経営者は「我道を行く」タイプが多いため、何か大きなことがないと人の意見を素直に聞かないことが多いのですが、「保険に入れない自分」という不健康な状態は、会社の危機でもあるのです。

借入金がある場合は、それに似合うだけの生命保険が必要です。

そんな焦りから、健康に気を付けること早い人は1か月・長くても半年で改善されます。

私の指導はただ、普通の生活の基準を考えてもらうことと、自分の体にあった食べ物を効率よく食べてもらうことだけです。

食事を作るのは奥様なので、その方たちとお茶をする機会が多くなり、人がどんどん増え、現在のような薬膳を生かした料理教室のような場が作られています。

ご主人達は、保険に加入でき健康数値も良いため、また夜な夜な暴飲暴食をする状況になることも多く、この教室はずっと続いてしまう状況になっていますが、家族が健康に暮らしていくことが、何よりです。

更年期障害を甘く見ていた私

私の健康に関して、落ち度があったのは更年期障害でした。

当時、仕事が忙しすぎて、ちょっとの不調を感じていたのですが、更年期障害の対策を全くしていませんでした。

限界まで仕事をしていたので、突然倒れてしまったのです。

普段、人に基本的な生活を呼びかけていて、何とも情けない…。

でも、男女問わず、これは多くの仕事をしている人達の状況だと思います。

仕事で勝負をしている時、どうしても自分のことは後回しになってしまうと思うのです。

更年期障害について徹底的に勉強をして、現在は更年期障害以降の生活についても相談を受けるようになりました。

経験していることなので、辛い気持ちを聞いてくれる人がいるだけでも、更年期障害は軽減されることを、私は知っています。

そんな場所をまた作っていきたいと思っています。

子供の健康は食事から

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私の子供たちも30代後半で、もう中年です。

その子供たちが中高生の時、幼なじみが不良グループに入ってしまったことがあります。

母親が浮気をして、駆け落ちをして自分を捨てて行った…ということが、何よりも許せなかったと…。

警察に補導されても、引き取る大人がいなくて、その子は私を呼んだのですヾ(^o^;)

私…怒ると怖いのにねヾ(^o^;)

その子達の友達が私に相談するようになって…何だか警察署では、私が引き取り人になっていました。

両親が教師の子までいたのにはビックリ!

社会でのメンツなのか?警察に引き取りに行かないんです…まったく!何を考えているのでしょう。

自分の子は全く関係ないのに、どうして他人の子で忙しいのか、当時すごく困ったこともありました。

でも、慕ってくれる子達…お腹を減らしていることが多いので、よくご飯を作っていました。

時には30人ぐらい、知り合いのラーメン屋さんに連絡をして、休憩中に行くことも…(迷惑な話です)。

食べ盛りの子供たちが、ラーメンだけではおさまらず、チャーハンに餃子…とヾ(^o^;)

清算が恐ろしいことになっていましたが、食べた後の笑顔は補導されるようなことをするようには見えませんでした。

そして、普段いったい何を食べているのだろう?…と思った瞬間でした。

そんなことが続き、今でもその子達が年始に挨拶にきて、幸せな家族を見せてくれています。

生きていくといことは…幸せになるということは…健康が土台だから…自分や人を傷つけることが人間として一番最低なことなんだよ…と彼らに言い続けてきました。

当時は大変だったけれど、今振り返ると、こんなに素敵な家族をつくることができて嬉しい気持ちになります。

そして、どんなに素晴らしい塾に行って大学に行って立派な子と言われていても、食事を整えなければ効率が悪い思考ですし、身につかない…そして、想像力が生まれない、未来を見据えないと私は思っています。

そんな話から、最近は子供のためのメニューを教えてほしい…とか、また課題が増えています。

孫がいることもあり、こどもの食事づくりも苦痛ではありませんが、「土台をつくる思考」にすることが1番で、その先はどうにでもなるということを伝えていきたいと思うのです。

未来ある子供たちの体を守るべき「食育」と騒がれていますが、従来は身近な大人から自然に学ぶことだったはずなのです。


自然と人間が一体|健康法で危険な単体プログラム!

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自然…自然…というと、自然信者のように言われてしまいますが、実際私たちは四季がある日本で暮らし生きています。

引力や太陽の光…大地震を引き起こす土地に住み、でも多くの恩恵を受けて生きているのです。

その自然に逆らうことで、何かがおかしくなるのではないでしょうか?

自然は、今食べるべきもの…今するべきことをしっかり教えてくれています。

科学の力で様々な病気と戦えるようになりましたが、病気にならないことが一番なのです。

〇〇に良いから…と単体のものだけで、体が健康になるはずがありません。

コレコレをすると良いから…と、ひとつの事で、体が健康になるのであればそんな良いことはありませんが、未知の地球と人間の体は、そんな単純なことではないと思うのです。

健康食品業界の儲けを得るために健康情報なども相まり、何が正しいのか分からなくなっているというのが現状です。

「健康法で危険な単体プログラム」は、医者が薬品メーカーに依頼されていたり、書籍を販売するためだったり…

以前、糖質制限で病気になってしまったお医者様がTVに出て、その恐怖を語っていました。

ひとつのものに固執した健康法には、成功例がありますが、危険な失敗例もあるのです。

現代はネット社会になり、健康に対する情報も氾濫しています。


【ネットで拾い上げた良いと言われる健康法】

糖質制限すると若返る
野菜は多くの疾患の予防に効果的
肉、脂質、炭水化物は要注意
肉を食べるほうが長生きする
食品からとる栄養は効果的だが、サプリは効果的とはいいがたい
生きた酵素をとるのが健康にいい
一日一食が健康にいい
○○式ダイエットで若返り
デトックスして健康になる
タマネギエキスに血管内皮機能の改善効果
冷えに効果的なのは「ショウガよりもココア」と判明
ココアに砂糖を加えると害になる
おせち料理「栗きんとん」を食べると老化予防

 

様々な情報で、食べたら出すという「デトックス」は必要なことだし、ネギ類は健康にもいいです。

しかし、その単体プログラムだけでは、逆効果なのです。

長寿の方々は健康に気を付けて生きていない…だから、神経質になる必要がないという意見もあります。

長寿の人は健康を意識していなくても、健康的な食や暮らしをしているものです。

みかん畑のおじぃちゃんが、もうすぐ100歳と…TVで。

そうすると、みかんが長寿の理由!…とメディアは伝えます。

確かにみかんはビタミンCが多く、すごく体にいいのでおすすめしたい果物です。

しかし、長寿には他の要素もたくさんあると思うのです。

高齢になっても毎日みかん畑の管理をしている責任感や生き甲斐、よく歩いていたり、脳を動かして働き、素敵な景色を見て心が穏やかになっていたり、家族に囲まれて幸福感を得ている…タバコも吸い・お酒も毎日1合ほど飲んでいるおじぃちゃんでした。

我家の義父も90歳ですが、好きなように生きていますよ…お酒を飲み、たばこも吸ってます。

ディサービスに行ってもらえると家族としては助かるのですが、毎日スポーツクラブに行って若い方達といっしょで楽しいみたいです。

送迎をしなければなりませんが、元気が一番と思いもう25年通っています。

健康に長生きする…って、土台がしっかりしていれば、ある程度のタブー行為の自由があってもいいのではないかと思っています。

好きな物を食べた方が胃液は出やすく健康に良いと考えられることから、タブー行為をしたとしても、改善する方法を意識しないで自然に改善することができている…ということが、大きなことなのです。

自分のセンサーに狂いが生じてしまっているのであれば、土台づくりはしっかりすべきです。

自分の体の土台をしっかりつくり、タブー行為を自然に改善できる体のセンサーで、正常に戻すことができることが大切なのです。

そうすると、四季に応じて食べたいものや、行いたいことが自然に感じられるようになります。

しかし、健康に気をつかうあまり、ストレスをためてしまっては、本末転倒。

自分にとって楽しく、ストレスのない生き方とは何かと明確にしていくと、健康でありたい…元気に過ごして楽しみたい…と思うはず。

自分の楽しい時間を過ごしていくために、体の土台をしっかり保ち、健康の常識と言われることと賢くつき合うことが、ストレスにならないコツなのではないでしょうか。


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「食と暮らしの歳時記」今月は「睦月コース」です。

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もしよろしければ、ご参加ください。

 

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