TOMOIKU 共育-経営者が思う21世紀

経営30年で経験や想うをことを綴っています。センスある生き方や生活が彩られますように…

「毒出し」で体内掃除!飽食・崩食・呆食という「食伝」と「食歴」を断ち切ろう!

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(上記写真料理ブログ記事は「TOMOIKUロハス生活で丁寧な暮らし」にて記載)

 高度経済成長のころ、ファストフードやファミリーレストランが現れ、学生だった私は友達とよく食べに行きました。

日本マクドナルド一号店は銀座三越店内にあり、百貨店内ということもあり家族で行っていました。

  私が通っていた渋谷区代々木の2号店は、国立代々木競技場内のオリンピックプールに頻繁に行くことが多かったので、泳いだ後はマクドナルド!…が仲間の定番。


そして、浅間山荘事件で事件解決に向かっている方たちが、寒い空の下でカップラーメンを食べていることから、手間をかけることなく温かいものが食べることができるということで加工食品も一気に人気となり、まさに「飽食の時代」と言われている時代に私は学生でした。

飽食・崩食・呆食という「食伝」「食歴」を見直す

 

あれからかなりの時間が経過し、私たちをとりまく食環境は、その時代以上に便利な「飽食」となっています。

80年代の「飽食」と言われている時代から、90年代はに入ると「崩食」、2000年にはついに「呆食」と言われるまでになり、“食”は何のためにあるのかということや、食べることの大切さやありがたさといった食の規範が欠如してしまっています。

お金があれば好きなものを好きなだけ食べることができるようになったということもありますが、お金が少なくても、安価な商品が数多く販売されていることから、欲のまま安くて好きなものをいつでも食べることができてしまいます。

メディアなどの情報も豊富にあり、健康効果を訴求すればするほど、それだけ商品が売れるという企業の戦略に踊らされている現象もあります。

生活習慣病などの健康の問題を抱えていても、好きなものだけをいつでも食べることができる「偏食」は、若い時は体が悲鳴をあげていても、体が頑張って働いてくれますが、中高年になっていくことで毒素などの処理が追い付かず、病気という症状に表れてきます。

自分で好き勝手に食べたり、人を不愉快にさせるといったエケットやマナーなどが理解できない状態の、親が子供を放置している「放食」

電車やバスの中でパンやジュースを食べているようなマナーができていなかったり、食べるものを選ぶ力や我慢する力が劣っているという、阿呆の「呆食」という言葉があります。

その結果、“食”そのものが崩れてしまう「崩食」となっているのが現実です。

 

ひとつの生き方として、“食”を制限することなく飽食・崩食・呆食に値する行為であるが、自分の幸せと感じ、死に際まで後悔することがないのであれば、それはその人の生き方なので、幸せに暮らして欲しいと思います。

そして、家族や守りたい人たちに迷惑をかけないのであれば…自分で選んだ「幸せな人生」なのだと思うからです。

私の場合は、自宅が病院だったこともあり、病気で苦しむ人を多く見て育っています。

そして、苦しむのは本人だけではないと感じていました。

愛する人を失う苦しさや、金銭的なことで家族でトラブルになり、病室の患者の枕元で家族が喧嘩をする様子も見てきました。

私の母方の兄弟8人と、その子供たちもガンで他界したり現在ガンの従妹がいます。

私と栄養士の従妹だけが、現在健康診断では何も問題はなく生活しています。

食事について学ぶと、母の兄弟は「ガン」になりやすい食べ物が好きで、食べ物と食べ合わせが最悪・そしてよく噛まない早食いで、お腹いっぱいにならないと食べた気がしないという、典型的なガンになりやすい親族でした。

よく従妹と話をするのですが、自分の代で「食伝」と「食歴」をリセットしないと、子孫が苦しむと相談してきました。

代々受け継ぐ「食伝」と、自分の「食歴」をリセットして、「自分の意志」を守り通すことを、何よりも重要視しています。

私自身は、家族全員が健康であってほしい…。それだけなのです。

そして「後悔先に立たず」だと思うのです。


一億病人時代と「母原病」飽食・崩食・呆食になっている現代

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1980年代から「一億病人時代」と言われています。

大人から子供までが、何かしらの症状を持つ時代になると言われていました。

ちょうど私が子供を育てている時代だったので、子育てと同時に「食事」の勉強をしていました。

私はガン家系だと思っていたので、子供たちだけはそのようなことにならないように勉強し、「母原病」という母親が原因である病気について知りました。

母原病」とは母親が原因でふえる子どもの異常のことです。

精神医学的な考え方で、母親の育児によって子どもに様々な病気・問題をひき起こしているとするもので、今では夫婦で育児という時代ですが、40年前の育児は「母親」が中心だったので、強烈な話でした。

精神的なことから生活態度など、育児をしている者への警告でもあった「母原病」ですが、私は子供の食歴にも大きく関係していると思っています。

私の母方の親族が全員若くして、ガンになって他界していることから感じることです。

私は小学生5年生から、家庭の事情で自分のごはんは自分で作っていました。

スポーツ選手であったことや、親が開業医だったため24時間忙しくしていることから、自分で作った方が気が楽だったこと。

そして、スポーツ選手(水泳)として0.1秒でも早くなるためには、生活のすべてを管理しなければどうにもならない…でも、稼業を継がせるために、親は水泳をすることに大反対だったので、私の意地で食事は作っていました。

(水泳を止めた理由は、女性体型と月の1度の生理など、薬で調整しなければならないことについて、親が認めなかったことと、水泳を継続させる条件として医学部がある付属高校で本業である勉強を疎かにしないという約束が追い付かなくなったため)

料理本で読めない漢字は辞書で調べて、子供なりに必死でしたが、それが今では役に立っています。

子供の頃から、一番気を付けなければならないのは「食事」だと思っていました。

ここ数年で、食事で集中力がつくとか、食事で子供が変わっていくような書籍が増えました。

不妊症を治すために、食事に気を付ける人がとても増えたと感じています。

私の生徒さんの要望で、不妊症の人のための講座が欲しい…と言われているほど、悩んでいる方が多く、私は医者でもなければ科学者でもなりませんが、不妊症の方が体調が良くなって子供が授かることが増えてきたのは嬉しいことです。

料理を学ぶというよりも、「食べ物で健康になる」という意識の方が多くなりました。

実際、調理実習がない講座が多くなっています。

現代はアレルギーが増え、子供から大人まで体温が低いこともあり不妊症も増えています。

人のDNAが壊されて、それが遺伝しているのでは?とも感じるほどです。

当時言われていた「一億病人時代」になってしまっているのです。

病気の原因は、ほとんどがその人の「食伝」と「食歴」です。

以前は母親が食事を作るのが習慣化されていましたが、現代では様々な食卓風景があります。

調理人は、家族の将来を背負っていているのです。

豪華な素材を使うのが健康な食事ではありません。

食卓を囲む姿には笑顔があり、食べ合わせによって健康的な食事をいただく。

それだけだと思います。

 

「食伝」と「食歴」をリセットしよう!

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「食伝」とは、食事による遺伝で、家庭内の調理人がつくる料理に偏りがあったり、手軽な惣菜で済ましていたという生活が、習慣として次世代にまで遺伝され、それを食べ続けることによって家族内で同じような体質になっていることです。

そして、あなたが食べてきた「食歴」は、腸に刻まれて10年後の脳と健康までも左右すると言われています。

 

私たちの体は、年齢を重ねるごとに機能が低下していきますが、それは自然現象です。

体に良くない習慣を積み重ねてきた結果の病気は、あなた自身が招いたことで、防ごうと持ったら防ぐことができることです。

腸の状態である腸相は、食歴としての履歴がしっかりと残っています。

健康な人の腸相はとてもきれいで、健康を害している人の腸相は病気になっても不思議ではない食歴の人が多くいると言われています。

腸を見ることで、人の将来も見えてくると、医者は言います。

その腸を汚し・弱らせているのは、食べ物であり、その腸をきれいにすることを考えることです。

おいしいものを我慢できなかったら、食べ合わせやその後の食べ物によって、リセット(解毒・排泄作用を利用)するようにする習慣があるだけで、体は全く違ってきます。

そして腹八分目。

自然治癒力は、お腹いっぱい大満足の食事を繰り返していると、感覚が麻痺してしまいます。

私たちの遺伝子のなかには、病気の発生を抑制する働きを持つものがあります。

様々な研究で、一定のカロリー制限をすることによって、細胞の老化を遅らせることができるとわかり、異常細胞の増殖が原因であるガンや、アルツハイマー病のリスクなど、加齢に伴う病気の発症を遅らせることができます。

肥満気味の方や、いつもお腹いっぱい食べている方は、今の食事を、ちょっとだけ減らして我慢するだけでも、自己免疫力が高まります。

もし今体に不安なことがあるようでしたら、「食伝」と「食歴」を見直して、リセットしましょう。

そして、体に毒素をためずに、排泄する。

 

「毒出し」で体内掃除!健康オタクになりすぎても、良いことはない

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私はファーストフードを食べたり、外食はしないと思われがちですが…

いいえ~美味しくいただいています。

注文するメニューでバランスを取ったり、その後に食べるもので「毒出し」して調整しています。

そんな調合させるみたいな食事を40年以上続けています。

家庭料理ではスーパーの総菜は利用しません。

安全な食材と調味料を中心に料理しているからなのか、ありがたいことに5歳の孫から90歳の義父まで家族全員健康で過ごせています。

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しかし、健康オタクとなり、ストイックになったり食べるものに対しこだわり過ぎてしまうことで疲れてしまうのは、本末転倒です。

こだわりすぎて逆に栄養が偏ってしまうこともあります。

そして、それが体を疲れさせてしまうこともあるのです。

自然に逆らわず、現代食を食べたら体の掃除で整える。

人は「食べて出す」という行為を生まれてからこの世を旅立つまで継続しています。

年を重ねた時健康で笑顔でいられるよに「食伝」と「食歴」をリセットをして、体が喜ぶものを楽しくいただきながら、食べるものに気を付けて「毒出し」で体内掃除をしていきましょう!

 

↓ 親サイトにて、体に毒が溜まっているかのチェックシートがあります ↓

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私の体験と思うこと

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更年期障害と愛犬の旅立ちによって体調不良になったことがありました。

更年期障害が始まる年齢の時、私は経営者として一番忙しい時期を過ごしていました。

更年期対策の食事や、症状に応じて気を付けることなどをできないまま過ごしていたためか、重症化しました。

食事だけではどうにもならない生活の乱れも、病気の大きな原因になります。

愛犬の旅立ちは心の問題で、拒食症で食べられなくなってしまいました。

早期に回復できたのは、基本があったからだとお医者様に言われ、「どうやって元に戻せた?」と聞かれました。

1か月に10㎏痩せた時、骨密度が極端に下がりましたが、食べることを怠ると体に蓄えているものから生きるための栄養を奪うのです。

体調不良になる前の骨密度はとても良好だったので、体調不良に下がっても適応年齢範囲内でした。

そして、心の問題だったため、多くの人が支えによって、現在があります。

健康であることは、心と体の両天秤のバランスによって成り立つものであるという経験でした。

複雑な社会で生きていくにあたり、様々な問題も発生し、気持ちが落ち込んだり病気になったりします。

それでも、基本の食事を取っていることで、その大きな波を乗り越えられる“力”となり、“笑顔”で生きていかれるのではないでしょうか。

そんな食事のレシピ紹介に力を入れています。

様々な教室で伝えていることを、下記ブログ先で綴っていきますので、あなたの参考になると幸いです。

 

TOMOIKUロハス生活で丁寧な暮らし食養生・毒出し料理・精進料理など)

DNAフードゆるラボ(薬膳:温活・腸活・菌活など)