脳で構築し習慣化する出世の近道!仕事と家事の“ラク”に繋がる子供頃の整理整頓の習慣が影響
子供の頃に教育されている「整理整頓」ができていれば、会社で仕事の段取りがうまくいく…。
私は、そう思っています。
忙しい時の自分の脳は整理できていたのだろうか
仕事と子育てに明け暮れていた頃、生活という大切な時間を丁寧に過ごしていただろうか…。
親戚がガンでほとんど旅立っていることもあり、私は子供を守りたい気持ちから「食事作り」は、丁寧にしてきたというよりも、「悪いものは避けてきた」という感じで、旬のものを食べるようにしてきたけれど、四季を“感じる”という気持ちで過ごしてはきていません。
経営をしていたことから、立場上、絶対に休むことができない状況もあったため、現在の孫に接しているような「四季や自然を感じる」ということを、生活に取り入れる余裕がありませんでした。
でも、若い時の子育て中ってそういうものかもしれません。
「生きていく」ことが必死…子供に健康に過ごせる食べ物を考え、教育を受けさせ、社会のルールに沿い、自立できる大人になってもらうことが最優先で、子ども達と接してきました。
今の世の中、男の子だから…女の子だから…と分けた考えはタブーなのかもしれませんが、息子2人を育てたあげた後、女の子の孫ができたことで、今度は「女の子だから…」という考えが私に芽生え、お料理や裁縫などが苦痛ではないようにしたほうが、大人になってラクに生きていかれるのではないだろうか…と思いはじめています。
この考えは現代において差別的な考えになってしまうのでしょうか。
でも、できないよりもできたほうが後々ラクに生きていかれると思うのです。
現代は、男の子でもお料理や家事ができた方がいいのだということが大前提となりますが、男性脳と女性脳という本能と考えると、生物学的に“戦う本能の男性”と“守る本能の女性”というDNAはどうなっていくのかなぁ…と、ちょっと脳裏で考えてもいます。
いずれにしても、男女協力して生きていく世の中なので、その人の生き方は自由であるので、今日の本題に♪
ミスをする人の習慣
経営をしていて、社員に対して思うこと…
口から発せられるトークは難しいカタカナ単語が並び教養豊か…でも、モノゴトの表面しか理解できていないため、行動が自然にできていない…
物事の真髄がわかっていない。
それは、頭の中も、目の前のことも“整理整頓”ができていないということ。
よって段取りも悪いということになります。
書類などの管理がだらしないことからはじまって、冷静になれず問題解決能力が低いなど、脳の整理整頓ができないと本人及び周りの人間も大変苦労します。
企画内容はアイディア満載で良くても、その後の自己管理能力に疑問を感じることが多いのです。
頭で「ちゃんとしなくちゃ!」とわかっている人が、仕事では完璧にこなしてはいるものの、自宅ではとっちらかった部屋にいるという例もあると思います。
自然にできることと、いつも頭を動かして緊張しているのでは、ストレスの大きさが全くちがいます。
自然に整理整頓ができない…しかし、社会ではそれができないと段取り悪く低評価に繋がると認識している人のストレスは、計り知れないほど大きく、ストレスを抱えダウンする方もいるのではないでしょうか。
子供の頃「片付けしなさい!」と怒られたことがあると思いますが、「何故片付けをしなければならないのか」という本筋を理解しないで注意されても、整理整頓について子供は全く成長しないのです。
整理整頓が自然にできて、ストレスが少ないことから、心に余白があり仕事や私生活に“余裕”が生まれ、次のステップのためのエネルギーが湧き出てきます。
私の場合は子育ても終わり、50歳を超え仕事内容が変わってくることによって、身のまわりの掃除もですが、頭の中の“整理整頓”もしているので、脳の引き出しの優先順位がだいぶ変わりました。
経済効果や生きていくエネルギー…糧などを考えると、若い時はギラギラして、欲しいものを手にいれるため!でもいい思います。
しかし、人生後半戦になると戦ってきた鎧を脱ぎ捨て、削いでいきたくなるのかもしれません。
整理整頓の先に見えるもの
整理整頓の習慣を改めて考える…
「子供じゃなるまいし」…と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、もうすぐ60歳に手が届きそうな私…それでもまだ考えさせられることがあります。
経営者という荷を下ろし、また新しいことを考えて動くと時、身のまわりのモノや気持ちを整理整頓しました。
まったく違うモノが見えてきます。
「当たり前としてきたことの価値」が変わってきました。
世の中、整理整頓についていろいろな意見が出されていますが、その方向性はどこに?
様々な価値観で、共感できる・できないと意見が別れるところです。
人それぞれなので、何もない空間が落ち着くという人もいれば、思考を凝らして住みよくしていきたい、今あるものを生かしていく人と、人がどのように暮らしていくか?…とは、自由で決まりごとなんてありません。
ただ、脳内の引き出しが “ぐしゃぐしゃ”で良いと思えないのです。
そんな私の気持ちと重なるように、ブログで知り合ったRinさんの書籍は、書かれていることにすごく共感できました。
女性が書いた書籍なので、男性がイメージするモノとは違うかもしれませんが、整理整頓についての細かいアイディアは、どうして生まれてくるか…なぜ整理整頓がいいのか…最終的には「どうやって自分は生きていきたいか」ということが、明確であることから、生まれていく技です。
男女問わず、仕事ではその軸が明確であることで、整理整頓がいかに仕事に生きてくるものかわかっていくと思います。
整理整頓の書籍でも、上から目線で指示・自慢する“軸がない”内容には私は嫌悪感を感じます。
数冊読んでいますが、整理整頓と自分と共感できる生き方について書かれているRinさんの書籍は、読んでいて心地よいため、実践していきやすいので紹介します。
なぜ自分の空間を整えたいのか…
それは自分と大切な人の人生を心地よくするためです。
若くても、年を重ねていても、いくつになっても、自分の人生を心地よく過ごしていく空間をつくることは、生きていく上で大きなエネルギーになります。
散らかし魔の孫がいるので思うような空間ができているわけではないけれど、元気に遊んでいる空間には優しい空気が流れます。
家族や愛犬が心地よく過ごせている住空間からは「空気が癒やし」になり、元気に過ごせている「感謝の気持ち」さえ生まれます。
住空間の整理整頓は…「心が整う」のです。
整理整頓が“脳”で構築できることがベスト
孫が私の購入した書籍「大人のラク家事」をみて、自分も本が欲しい…とのことで、書店に行ってみたら、子供用の“整理整頓”のマンガがありました。
「学校では教えてくれない大切なこと」と見出しになっています。
整理整頓については親が子供に教えることであり、極当たり前なこと…
でも、大人でもできていないことが多いような気がします。
内容は著作権があるのでコピーできませんが、この書籍では子供の“整理整頓”について書かれています。
しかし、教科書の整理整頓を、大人の書籍などに置換えてみると、すごくわかりやすいです。
これを読んで、私は社会人になってとても大切な3つの柱に繋がると思ったのです。
子供の整理整頓はこの3つが育ち、大人の場合は訓練になると思います。
- 決める力
- まとめる力
- 続ける力
この3つの柱は“整理整頓”に限らず、すべてのモノゴトについて絶対必要なことです。
出世を望むのであれば知識や人間関係も大切ですが、整理整頓の脳を構築するのも、大切な訓練になると思います。
難しい自己開発セミナーにいく前に、まず整理整頓をしてみてください。
整理整頓ができていないと、セミナーの効果は半減します。
そのくらい、身のまわりと頭の中の整理整頓は大切です。
不動産関連の方の話ですが、少額自己破産をする方の部屋は、80%以上汚いと言っていました。
お金と自分をコントロールできないということだと言われていました。
大人用の様々なビジネスに関する書籍は、この3本柱を分散させて難しく書かれています。
この3本柱は実はとても単純なこと。
子供の頃の“整理整頓”から生まれる『整える』という意識の訓練をすればいいのです。
仕事や生活で、とても重要なことでです。
この3本柱を“脳”に構築をすることによって、仕事や生活が円滑に流れる基本になると思います。
もし3本柱の一部が不得意と感じるのであれば、まず住空間を整える中で、脳の中で構築してみてください。
何でも捨てるということではなく、何故コレが必要・不要か…どうしたら効率よく使うことができるか…と考えることを継続することで、自然に住空間が整い、公私共に効率の良い仕事ができ、自分の心の余白が満たされていくと思います。
どうしてコレが必要なのか?…とモノゴトの本筋を理解していなければ、仕事も生活も不満に感じている状況から抜け出すことはできません。
考えること…とても大切です。
自己開発をはじめることに、年齢や男女は関係ありません。
今からスタートした人が得られる、自分と自分が影響を及ぼす大切な人達のお宝になります。