スモールビジネスとは!足し算・引き算で考える思考に違いある未来設計図としての「終活」
ニュースで大学生が「終活」を基本にモノゴトを考える講座をしていたのを見た時、「終活」という名の未来の設計図として、再認識するために、とても便利な題材であることに気が付きました。
人生100年時代で何を考える?どう生きる?
若い男性は起業を念頭に行動する予定だとか、女性は結婚をしたいし子供も欲しい…では、どうしたらいいのか…と考え、なかなか面白い未来予想図ができていました。
私は20歳になった時、起業を意識して経営を35年継続してきた中で、きっと生涯現役で生きていくものと決めていましたが、経営権は息子に渡して、再度新しいことを踏み出すことを考えている今、経営していた頃とは全く違う世界が見えて、すごく楽しく感じられています。
あと数年で60歳になろうとしている今は、終活を意識しているとすごくスムーズにモノゴトが想像できます。
今までは、後◯年と歳を重ねていく、足し算で生きていました。
人生100年時代で自分が何歳まで生きていくのかわかりませんが、最近は引き算でものを考えています。
人生足し算と引き算思考の違い
若い時は、あと◯年したら☓☓をはじめるという、現地点からスタートする足し算での予定を立てる。
終活によって、あと◯年以内に☓☓を終了させるという、ゴールから引き算をして決定させる。
同じようで、全くちがうのは、年月の設定が「引き算」の方が、その道を完成させるまでの明確な道が見えてきます。
就職活動をする大学生も、引き算で予定を立てていくことで、もっと細かいものまで設定できるため、「終活」をすることをすすめられているのです。
人生は、予定通りにはなりません。
ケガ・病気…そして会社の倒産や家族の介護…。
予定は大いに狂うと思います。
それでも、私は若い人ほど「終活」をしてみてほしいと思っています。
40歳の自分はどうなっているのだろう…そんなことを考えると、世の中はどのような状況になっているのだろう…どんなビジネスがいいのだろう…その頃までに、自分は起業をしたい…
起業を考えている人ほど、経済の動向に関しての感と分析をしなければなりません。
起業を視野にした場合の思考
若い方が起業に憧れ、実行していくことは応援していきたいと思います。
これ、大前提でお話します。
起業したいだけ…ビックになりたい…という気持ちが前に出ていることが多く、3年後には90%近い会社が閉鎖する話をすると諦める方が多いです。
その程度の覚悟でもあると感じます。
でも、今までやってきた仕事や経験と企画によって、自分の「現在価値」から始める事業を「事業計画書」として未来の設計まで考えてある若者との話には、入り込むスキがないほど、さまざまな角度から積み上げてきたものがありました。
彼の思考はまさしく「終活」でした。
できたらいいな…という感覚は足し算です。
しかし、確実に作り上げるものが見えていて、出来上がっている「それ」に向かっていくことは、引き算で考えているのです。
例)75歳で引退して悠々自適な生活を送る(資産:◯◯◯)→70歳で後継者を決定し育てる→…・略・…→3年後に独立→資金計画→と希望の頂点から現代に降りてくるイメージです。
人生取り返し地点でじっくり考える!
ただ単に「好き」「得意」という気持ちだけでの起業には、逆に落とし穴があるものです。
サラリーマンで退職が65歳で・・・年金は・・・生涯生活していくお金は・・・
親の年齢も高齢になっていて、自分の人生だけではなくなる場合もあります。
そのようなことが、書き出すこと“見える化”ができます。
折り返し地点では、多くのことを考えると思います。
起業を視野に入れる方もいらっしゃるでしょう。
起業の決断をする前に、自分と家族の負債について確認することも生活の最低ラインを知るために欠かせないことです。
『失敗学』の研究をしている畑村太郎教授が『回復力』という書籍の中で、「失敗の準備をしよう」と書かれています。
いろいろなケースを想定しておくことで困難や失敗などについて具体的に考えられるからです。
生活の破綻につながるようなハイリスクは、「終活」見えてきます。
若い方・人生折り返し地点の方・退職後にどのような人生をおくっていきたいのか模索中の方、「終活」という“未来の設計図”を書いてみてください。
見えるモノがあると思います。
そんなことを考えて、みなさんといっしょに考えていけたらいいな…と思い、「終活サイト」を作ってみました。
収入源が1つなのは不安だけど、どうやって副業を始めていいかがわからない方は、リスクがほとんどないように思考をもつ「スモールビジネス」からスタートすることをおすすめします。
若者が人生をかけたビジネスとは違い、自分の得意なことや好きなことから始めるビジネスは毎日が楽しいです。
そのようなことも、終活サイト「終活で見える未来」で、これから綴っていきます。
人生の折返しは「二毛作」の自分流で生きていきたいと思っています。
“Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever”
永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように今日を生きる!
byガンジー